【ポケモン剣盾/S6ダブル最終71位】ミミエルバンドリ
お久しぶりの更新。やまおです。
魔晄炉を潰してました。
今回は、剣盾S6ダブルにて最終71位になったミミッキュ+エルレイドを軸とした叩きパーティの構築記事になります。
目次
1.構築経緯
むかーしむかしのS4にて、聖剣士の間でミミッキュを主とした袋叩き構築が話題になっていました。
一般的な袋叩き使いであるエルフーンとの差別点として
・特性「化けの皮」による行動保証
・猫騙し無効
・タイプ一致の先制攻撃技が使える
が挙げられます。
特に化けの皮が強力で、気合のタスキを持たせなくとも行動保証が確保できるため、持ち物が自由になる点もGoodです。
ミミッキュを軸とした叩きパでは、トリックルームを使って戦うことになります。
(S操作を絡められない叩きパが弱い点はドラパルト+ウインディの記事を参照)
トリル軸であれば、叩き役とエース共に耐久に振る余裕が生まれ、かつSが高くない正義の心ポケモンも採用が可能です。
そこで注目したのがエルレイド。
エルレイドは
・技範囲の広さを活かして、相手のダイマックスを凌ぎにくる高耐久ポケモンの多くをワンパン
・特殊耐久が高いため、環境に多い特殊ダイマアタッカーと互角以上に打ち合える
・Sを上げてくるダイジェットを弱点で受けてしまう問題は、トリックルームと合わせることで解決
と、トリル軸の叩きパと非常にマッチしています。
ミミッキュ+エルレイドの後発として、エルレイドの苦手なゴースト・飛行に強く、トリルエースとしても運用できるバンギラス
最後のスイーパー役、対フェアリーを担う枠に砂かきドリュウズをそれぞれ採用しました。
以上4匹が基本選出。
5枠目には
・トリル下のドサイドン、アーマーガア
・キョダイテンバツ
・指+かたやぶりドリュウズ
に対して回答を持てるアシレーヌを採用しました。
6枠目は悩みましたが、相手のいたずらごころ展開・かげうち+αの展開をカットでき、ゴースト耐性も持つイエッサンを採用して構築が完成しました。
2.個別解説
ミミッキュ
持ち物:ルームサービス
技:じゃれつく/影打ち/袋叩き/トリックルーム
構築の要。S操作とギミック展開を担当。
素早さはエルレイド+1~2に調整しルームサービスを持たせることで、通常とトリル両方で叩きギミックが起動できます。
・じゃれつく:対ドラゴン、格闘。ミミッキュのメイン火力
・影打ち:相手の襷潰し。詰め筋としても
・袋叩き、トリル:コンセプトムーブに必須
かたやぶりドリュウズより先に行動できるよう、HSベースにするかで悩み中
エルレイド
持ち物:達人の帯
ギミックの火力役+バンドリの攻撃補間を担当。
・インファイト:メイン火力。等倍以上には積極的に押す技
・冷凍パンチ:vs草、ドラゴン、飛行。ダイアイスで襷潰しにも使う
・守る:ダイマックスせずに盤面を変えたい時に
Hに振ればダイマ込みで一致特殊弱点は耐えるので、Bにぶっぱ。
攻撃:CSダイマラプラス(珠想定)+壁に対し、A+4帯ダイナックルで確定一発
バンギラス
持ち物:命の珠
技:岩雪崩/噛み砕く/大文字/守る
エルレイドの補間+トリルエース。
持ち物については、トリル直後には叩きギミックが発動するのでバンギラスが出る頃にはトリルターンが少ない点を考慮し、瞬間火力が出る命の珠を採用しました。(弱点保険を起動できる味方もいないし)
技に関しては
・いわなだれ:メイン火力
・噛み砕く:安定打点+vsゴースト
・大文字:ナットレイピンポイント技
ナットレイに大文字を当て続けた猛者。貫禄が違うぜ
ドリュウズ
持ち物:気合のタスキ
技:10万馬力/アイアンヘッド/岩雪崩/守る
詰めでもあり、襷を盾に崩す枠。
技に関しては、タイプ一致2つとvsリザードン用に岩雪崩を仕込みました。
アシレーヌ
持ち物:オボンの実
範囲打点の崩し+トリルエース。
ダイフェアリーでのキョダイテンバツ対策も担当。
技に関しては、
・ハイパーボイス:範囲打点。ごく稀にダイアタックを打つ
・ムーンフォース:メイン技
・ハイドロカノン:崩し技として、バンギラスやサマヨールに打つ
vsかたやぶりドリュウズにて、手助け+範囲技を2耐えする為にオボンの実を持たせました
イエッサン
持ち物:サイコシード
先制技を絡めてミミッキュを止めに来る相手、崩しをドラパルトに依存している相手に対して出すポケモン。
控えに置いて、こちらの展開後エースを守る動きも出来ます。
自分の後発にこの指サポートを残したい時のため、守るを入れています。(主に後発ミミッキュ叩きルート)
他の構築に入っていた個体を適当に入れたので、調整先はとくにありません。
スマンネ
3.選出と立ち回り
基本選出
PTパワー最大の基本選出。叩き展開で荒らして、バンドリで詰めていきます。
相手の選出に合わせて、初手でダイマを切るルートor切らないルートがあります。
叩きエルレイドで相手をワンパン出来るときはダイマックスを使い、そうでないときは守るトリルor交換等から展開します。
vs水ロトム入りの場合、水ロトムまでにエルレイドのリソースを残しておくプレイングが重要になります。(ダイマ水ロトムにはエルレイドしか勝てないため)
なので、選出は同じで先発を変更します。
vsかたやぶりドリュウズ+トゲキッス
ミミッキュが動けない不利マッチ。ドリュウズのダイスチルで相手キッスを崩しながらアシレーヌを補強しつつ攻めていきます。
相手ドリュの弱点保険を踏んだ時のため、砂かき発動用にバンギラスを控えに。
この手の構築には詰め枠としてミロカロスが採用されているので、対策としてエルレイドも連れていきます。
vsサマヨール+ドラパルト
先発:イエッサン+アシレorドリュ 控え:ミミッキュ、エルレイド
微妙なマッチ。影打ち+αでミミッキュが倒されるので控えに回し、イエッサンで守りつつアシレーヌで崩していきます。
相手が削れた頃にミミッキュを4に出して、叩きギミックで詰めていきます。
全体技で相手サマヨールを削っておくと、叩き展開で詰めやすくなります。
vsバンギラス+かたやぶりドリュウズ
そんなことしたらアカンやろ
4.総括
叩きエルレイド+バンドリの相性が良く、多くの相手に互角に戦えたのが良かったと思います。
ミミッキュ叩きの構築は、後発2匹の選出・取り回しが非常に難しく、他の聖剣士も試行錯誤している状況です。
今回のエルレイド採用タイプでは、後発にバンドリという強力な2匹をスムーズに採用できた点は非常に良い結果になったと思います。
苦手な相手が環境に少ない点も、高順位をとれた理由の一つだと思います。
これは読者の方には内緒なのですが
「後発ダイマギャラドスが強い!」と言われているせいか、こちらにぶっ刺さりにも関わらずギャラドスをラスト2匹から出してくるトレーナーがとても多かったです。
ごちそうさまでした。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
鋼の孤島でお会いしましょう。
やまお